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PNC TJ1545 93-004, 122 Pages, 1993/03
本報告は、本邦での核燃料サイクル施設の本格的稼働を間近に控えたこの時期において、環境中での核燃料サイクルとも関連した長半減期放射性核種の分析定量法を調査した結果をとりまとめたものである。各核種につき既に汎用化されている従来法はもとより、放射能測定を伴わない質量分析器を最終検出器とする最新の分析定量法についても、サーベイした。また、幾つかの核種については、分析対象物質毎に試料の前処理を詳しく記述し、実際の分析に役立つよう配慮した。
富樫 昭夫; 岡本 文敏; 大内 義房; 菅沼 隆; 根本 昌明; 倉形 光一郎
PNC TN8410 91-249, 187 Pages, 1991/08
炉材料としてのステンレス鋼の三社比較試験による分析法の検討と確立 動燃事業団、(株)コベルコ科研及び住友金属工業(株)の三社分析部門の専門家からなる三社分析技術研究会において、分析の比較試験を行い検討し、良好に適用できる分析方法について取りまとめた。三社分析技術研究会は、高速増殖炉の燃料被覆管材に用いられているステンレス鋼について機器分析用の標準試料を製作し、化学分析の比較試験を行い表示値の決定を実施してきた。この共同研究において得られた分析法の成果を集約した既報告書「ステンレス鋼の分析法(1)」の内容を修正、追加等を行い第二報をまとめた。成果は次のとおりである。(1)製作したステンレス鋼標準試料の化学成分規格にある23元素について各社ごとに検討し、所間の比較試験で好成績を得た分析法を収録した。(2)同様に各社、所間で比較試験した機器分析にICP発光分光分析法及び蛍光X線分析法について収録した。(3)製作した標準試料、SS-112の表示値を取りまとめた。
加藤 金治
Fresenius'Z. Anal. Chem., 329, p.861 - 863, 1988/00
被引用回数:7 パーセンタイル:43.58(Chemistry, Analytical)高周波誘導結合プラズマ(ICP)を光源とする溶液試料の分光分析で広く用いられている同軸型ネブライザー/スプレーチェンバー/トーチで構成されている通常の噴霧ドレイン式試料導入系に関して、試料エアゾルの輸送効率測定法を開発した。
加藤 金治
ぶんせき, 1985(1), p.52 - 53, 1985/00
誘導結合高周波プラズマ(ICP)発光分光分析における新試料導入法として期待されるリサイクリングネブライザーシステム(mlオーダーの微少量溶液を再循環噴霧する試料導入法で試料の有効利用と同時に、試料導入効率を増大させて分析感度、精度の向上が可能である)の開発情報をトピックスした。